ソムリエ資格試験対策講座(醸造)
きょうはワインの醸造方法についての講義。
ワインに関しての共通語はフランス語。
カタカナでいいので各工程を原語で覚えておけば世界中どこへ行っても通じるとのこと。
おぉ、やっと私の中途半端な語学力が生きる世界に来たじゃないの♪
テイスティングは、飲んでいない人にも味がわかるように伝えるためのものであるので、限られた言葉だけを使うのだそうです。
ソムリエの表現と自分の感覚が違う場合には、自分の感覚を軌道修正していく必要があるんですって。
やっぱりね。
これもフランスの香り、木、果実などが基準だけれど、色、香り、味を標準的な言葉で言語化すれば世界に通用するんです。
おもしろーい。
ちなみに写真のワインの色はテイスティングの際、左から淡い黄色、グリーンがかった黄色、ルビー、ガーネットと表現します。
教室で並べると差は一目瞭然ですが、レストランで気分で選んでいたときには判らなかった違い。
あわせる料理についての説明も論理的。
ぶどうから由来の酸は酒石酸、リンゴ酸、クエン酸なので、フレッシュなワインには食べるときにレモンを絞るような料理が合う。
醗酵によって生成される酸はコハク酸、乳酸、酢酸であるので、後醗酵をするワインは酸がやわらげられている。
リンゴ酸を乳酸に変化させるマロラクティック醗酵をさせているワインはバターや杏仁豆腐のような香りがするので、バターを使うような料理にあわせるとよいのだそうです。
なるほどぉ。。。化学的に説明されるとわかりやすいね。計算が難しくならないかぎりは理系の世界は好き。かなり面白くなってきました~。