「物語への入り口」はまぐり涼子個展
きのうはレインボーステイで開催中のはまぐり涼子画伯個展へ。
そこかしこに潜むファンタジックな物語への入り口は、時を忘れて読んでいた頃の、懐かしい記憶への入り口でもありました。
この個展では「こちら」の世界から「あちら」の世界への入り口が開くさまざまな場面がはまぐり画伯の手によって再現されています。
わたしも心ときめかせたナルニア国ものがたりの「ライオンと魔女」もそのひとつ。
主人公ルーシーの兄、エドマンドがダークサイドに堕ちたお菓子は日本で馴染みがないため「プリン」と翻訳されていますが、原作ではターキッシュディ・ライト。
トルコでは「ロクム」という日本の「ゆべし」にもよく似た砂糖とナッツを澱粉で固めたお菓子です。
トルコの支配を受けていた歴史のあるセルビアでは「ラトゥルク」と呼ばれコーヒーのお茶請けの定番です。
I個展のお祝いとしてバラの香りの冬の女王の魔法の食べ物を手作りし、「ライオンと魔女」の衣装だんすに奉納してきました。
魅惑的なオリジナルグッズもいろいろ。
コラボのがまぐちバッグの誘惑の手から逃れて下山。
おっと宣伝を忘れていました。
会期中、セルビアの中世風りんごのコンポートもお召し上がりいただけます。