岩手わかすフェス2016

2016年2月20日開催された「岩手わかすフェス」内「岩手×東京サロン」で、盛岡の砂子沢アロニア生産組合のアロニア製品を販売しました。


               岩手わかすフェスin東京

【日時】平成28年2月20日(土)13:00~19:00
【場所】増上寺(東京都港区芝公園4-7-35)
【規模】500人
【主催】岩手わかすフェス実行委員会
【事務局】東北ふるさとづくりパートナーズ

 

昨年のセルビア旅行でもグリーンマーケットで見かけたアロニア。準備にあたりいろいろ調べましたが、とても身体によさそう。

英語名では息が詰まるほど渋みあるということに因み、チョークベリーというほどクセがあるので、生産者も美味しい食べ方があったら提案してほしいということでした。

1日のみの販売ですが、今後もいろいろ調べてレシピを考えてみようと思います。

  

【アロニアについて】

米原産のバラ科の植物で、分類上、リンゴとは従姉妹のような関係になります。直径1〜1.5cmの黒紫色の実がなります。日本での生産は、北海道で始まり、岩手県と同時期に、長野県でも栽培を始めました。岩手県での生産は、10年程前に休耕地対策として盛岡市の砂子沢(いさござわ)というところではじまり、現在は花巻市陸前高田でも栽培をしています。震災後は、六次産業化として、農家自らが商品開発に取り組み、盛岡市では現在8月中旬に収穫の「早生(わせ)」と9月上旬に収穫の「晩生(おくて)」の2種類を作っています。

 

アントシアニンを豊富に含み、そのまま食べると非常に渋く、英語では「チョークベリー(Chokeberry)」つまり「窒息の木の実」と呼ばれます。果実での含有量は31mg/g。アントシアニンは1日に、43〜90mg摂取するといいらしいので、1.5〜3gで充分な計算になります。

 

【アロニア果実粉(60g)】

アロニアの実を乾燥させて細かく挽いたもの。用途は、料理等に混ぜて使います。牛乳やヨーグルト、スムージーに混ぜて飲むのがお勧めです。また、ホームベーカリーでパンを作る際に混ぜても美味いしい。

 

【アロニア果実茶(60g)】

アロニアの実を乾燥させて荒く挽いたもの。だしパックや、目の細かい茶漉しを使って淹れます。

 

【アロニア酢】

市販の酢に、アロニアの実をつけて、紫色を移したもの。用途は、主に色付けに使います。お寿司を作る際に、アロニア酢を使うと、きれいなピンク色のご飯ができます。また、大根や蕪の酢漬けにつかうと、薄紫の漬物ができます。他にも、サイダーで割るとさっぱりした夏向きの飲物ができます。

 

【アロニア原液ジュース】

アロニアの実を絞ったジュース。そのままでは非常に渋いので、混ぜたり、割ったりして飲みます。レモンと相性がよく、焼酎:アロニア:水 = 1:1:3〜5 に、レモン果汁を若干加えるとサッパリとした飲み物になります。焼酎ではなく、ガムシロップを入れて飲んだり、水の代わりにサイダーを使っても美味しく飲めます。また、ゼリーにすると綺麗な紫色のゼリーができます。

 

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販売の合間をぬって、メイン会場の郷土芸能を鑑賞。

 

陸前高田うごく七夕より川原祭組の太鼓

 

 


2016年2月 いわてわかすフェス

 

鹿踊

 

 


2016年2月 いわてわかすフェス 鹿子踊り

 

さんさ踊り

 

 

 

関係者の皆さま、ご参加の皆さま、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。