ワインとおしゃべり、ときどき恋 * 『ジェイン・オースティンの読書会』
6人の男女が毎月同じ本を読んで
写真は私がいちばん共感したジョスリン。
月に一度集まってその本についておしゃべり。 もちろんワインも忘れずに。
彼らの読書会にワインは欠せないので、瞳をこらして何を飲んでいるかチェックしたよ。
でもね、アメリカ映画ではワインを飲む時にグラスの脚を持たないのが気になります。。。。
『マリーアントワネット』も『プラダを着た悪魔』もそうだった。
プラダを着た悪魔 予告編 The Devil wears Prada - trailer + Brands
「それじゃ、ワインがあったまっちゃうよぉ」と画面に向かって止めたくなる。
スクリーンから返事が帰ってきたらカイロの紫のバラ』だね。
そしてときどきデイト。 そんな内容。
(この写真はノーマン・ロックウエlルの画のようね)
あれ、この行動パターン・・・・・
なんだか知ってるぞ(笑)
とっても共感できる。
世界中どこでも似たようなものなんでしょうね。
もちろん時代が変わっても
案外同じことやっているのかもね。
というのがこの映画のテーマ。
『ジェイン・オースティンの読書会』 ジェイン・オースティンは英語圏でとても人気のある小説家ですが、 日本ではどのくらい知名度があるのか、 いささか心もとないので、詳しくはWikipediaのこちらをご参照ください。
この映画の公開期間はそろそろ終了のようですが、 過去に映画化された作品は数多く、 『読書会』のバーナデットとプルーディは"オースティン映画祭"の会場で出会います。
私が読んだことがあるのは、この『自負と偏見』。
『ブリジット・ジョーンズの日記』のベースになっているとも言われています。
『読書会』のパンフレットによると、
日本人である私たちに共通の知識として『源氏物語』の物語や登場人物があるように
英語圏ではジェイン・オースティンの小説が常識として存在するのでは、 次に読みたいなぁ・・・と思ったのは『エマ』。
『読書会』の男性登場人物も、「あれは女が読むものだろ」と、はじめは”読まずキライ”なのでした。
(すべて恋愛小説のため、概してそんなカンジらしい)
女性たちは彼らのことを「ジェイン・オースティン初心者」として扱うのですが、読書会を楽しむ姿に影響されてジェイン・オースティンを読みはじめた男性たちも 次第にオンナゴコロがわかってくるのです。
そしてジョスリンはグリッグに説得されて”読まずギライ”のSFを読んでみたのです。
うん。
お互の世界を尊重し、歩み寄るというのも大切なことだね。
そんなことを考えながらコーヒーをごくり。
何冊か読んだあとに、またそれぞれの映画を見なおしてみたいなぁ・・・・。
夏には「どこでも並木」の下を通ってオフィーリアが ”どんぶらこっこどんぶらこ”と流れてきます。
パンフレットによると "ロンドンのテート・ブリテンとアムステルダムのゴッホ美術館で開催された後の巡回展である。
初期のゴッホはミレイの作品から強い影響を受けたため、 この展覧会はゴッホ美術館に巡回したわけである。
日本との関係でいえば、『ハムレット』の悲劇のヒロインを描いたミレイの代表作 ≪オフィーリア≫がロンドン留学中の夏目漱石に感銘を与え、 彼の『草枕』のなかで語られることになるのはあまりにも有名である。
" おぉ・・・ ものすごぉく ものすごぉく世界はつながっていたのです。
行かなくちゃ♡