Serbian Night & Lunch@鎌倉ソンベカフェ Vol.4
毎月第2㈬はSerbian Night & Lunch@ソンベカフェの日。
早くも4回目となった2018年4月11日のランチタイムはいつものように気軽なカフェスタイル。
ディナーは『バルカン女義太夫の夜』と銘打ち、音楽家の吉開裕子さんをゲストに迎え、千一夜物語のような夕べ。
どちらの時間のお客様も、それぞれに違った雰囲気を楽しんで寛がれていました。
お客様の足元が気がかりな朝方のお天気。
朝摘みのハーブとオリジナルグッズをキッチンカウンターに並べ、仕込みを開始。
茎がカラフルなスイスチャードとイタリアンパセリ、ミントやエディブルフラワーはベランダでの無農薬無肥料栽培。
写真左端オリジナルポストカード第一弾は、はまぐり涼子画伯が描く民族衣装の靴と靴下。
3月のFoodexで選んだハウスワインは残念ながら販売はできませんが、セルビアのフィネサロゼ、タミヤニカ2016(白)プロクパッツ2016(赤)。
ディナータイムに好評をいただきました。
セルビアのアイヴァルとAco Factoryのマグネット、キーホルダー、大仙養蜂園の蜂蜜もお買い求めいただけます。
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いつの間にか雨も上がり、気持ちよい陽射しのランチタイム。
待ち合わせや打合せのお客様も、和やかな雰囲気でリラックス。
【ランチメニュー】
・セルビアのグルメバーガー(プチデザートつき)1,000円
Cevapcici / チェバプチチ / 皮なしソーセージ(3本)
・スープランチ(今月の煮込み+パン+プチデザート)1,000円
Riblja čorba/魚のスープ
・サワーチェリーパイ 400円
・厳選素材のアイスクリーム 400円
・スコーン(酒粕・蜂蜜) 250円
今回はゲストの吉開さんが昨年の夏から今年のはじめまで滞在していたバルカン諸国で買い付けてきた雑貨の販売もありました。
「トランペットを吹き鳴らせ」は著者の実体験を基に書かれた貴重な記録。インターネット記事の引用やまた聞きでは得られない生の情報が得られる必読の書。下記のリンクからもお求めいただけます。
『トランペットを吹き鳴らせ! セルビア&マケドニア ジプシー音楽修行記』吉開裕子著 | DOMACA
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オープンの18:00からライブ開始まではカクテルタイム。
これからセルビア旅行を予定されているお客様や、グーチャ・トランペット・フェスティバル・ファンのお客様との熱いトークが交わされていたようです。
吉開裕子(音楽家):
南セルビアのロマ(ツイガーニ・ジプシー)のトランペット音楽に衝撃を受け、2012年よりトランペットを始め、2015年に欧州最大のトランペット祭、グーチャ・トランペット・フェスティバルを目指して渡航。フェイスブックで知り合った現地のセルビア人女性の案内で、日本では想像もつかなかった体験をする。 この体験や熱気を少しでも伝えたいと「トランペットを吹き鳴らせ!セルビア・マケドニア ジプシー音楽修業記」を帰国後すぐに共栄書房から出版。 翌年2016年に再度セルビアを訪れ、音楽、文化、人々にさらに触れることにより、「音楽が国境や人種を越えるのではなく、音楽の土地の上に国境や人種の区分けが出来た」と考えるようになる。3回目となる2017年は6ヶ月以上にわたり南バルカン半島をめぐり更なる出会いを広げた。今回はこの体験を元に旅行・カルチャー本「誰ともかぶらないバルカンのあるき方」を自主作成。多くの人が現地の人々と触れ合う機会が増えることを目標として活動している。
イスラーム文化を残す南セルビアや南コソボを意識した衣装をまとったバルカン女義太夫は、千一夜物語のシェヘラザードの連想を誘います。
プログラムの内容にあわせたリクエストのメニューはセルビア料理の王道系。
ディナーが主役という意味でのイベント名でしたが、舞台の雰囲気とあいまって、これぞまさしく”セルビアンナイト”。
セルビアの人や歴史、文化を語りと歌と演奏で誘いながら、西・中央・南セルビアから南コソボへ旅をする語りを、本番も調理をしながら途切れ途切れに聴いていたので、また改めて聴きたい、と、ペルシャ王の気持ちがすこし理解できた気がしました。
【ディナーメニュー】
Ajvar / アイヴァル(ピンジュール)
Turšija / ピクルス
Šopska salata / ショプスカサラダ
Svadbarski Kupus/発酵キャベツと豚肉、自家製ベーコンの煮込み
Burek / サラエボの渦巻きミートパイ
Gibanica / チーズパイ
Stinic Kolac プチデザート(Pita sa višnjama、Rafaelo kuglice、Kourampiedes)
Šopska salata / ショプスカサラダ
Turšija / ピクルス
Svadbarski Kupus/発酵キャベツと豚肉、自家製ベーコンの煮込み
Gibanica / チーズパイ
Burek / サラエボの渦巻きミートパイ
Stinic Kolac プチデザート(Pita sa višnjama、Rafaelo kuglice、Kourampiedes)
次回も第2㈬の5月9日㈬開催となります。
ご好評につき、ディナーは大テーブルのセルビアンスタイル。
賑やかにみんなで食卓を囲みましょう。大皿料理をわけあいながらラキヤやワインを開ければいつの間にか旧友のように話が弾みます。
はじめての方も、おひとり様も、お気軽においでください。
ランチは通常営業ですが、ディナーは、上のイベントページのリンク
または下のホームページcontactよりお席をご予約ください😉
前日、当日キャンセルの場合はキャンセル料100%申し受けますので、悪しからずご了承くださいませ。
みなさまのおいでをお待ちしております。