Serbian Night @渋谷コラボカフェ Vol.14
おかげさまでSerbian Night@渋谷Vol.14も無事終了。
例年暦が秋を迎えるとキャベツを漬けはじめますが、酷暑がおさまる気配のない今年はサワーキャベツは、しばらくおあずけ。
それならば、ということで、今が旬のパプリカを王道の肉詰めでメインに据えることができました。
折よく岩手から第2陣のパプリカも到着。メインの肉詰めは外国産を使い、岩手産は半分をアイヴァル、半分をそのまま持参。見て、触って、食べて、パプリカの聖地セルビアを感じていただけたでしょうか。
今回はワインも王室御用達銘柄を揃えましたが、なぜかそういう時に限って空席あり。。。せっかくなのにもったいない。
満員御礼の回はなかなかお話ができないこともあるため、今回は、セルビアをよくご存じのお客様や、初めてご参加のお客様、別会場に来てくれたことのある友人など、さまざまなきっかけて集まった皆さまと、アットホームにテーブルを囲ませていただきました。
カウンターの中からお客様がどんどん打ち解けていく様子を見守る回も、同席して会話に加わる回もどちらも違った喜びで、セルビアンナイトに集い、時間を過ごしてくださる皆さまに感謝です。
会場はいつもの、渋谷駅から徒歩7分のコラボカフェ。青山通り沿い、イタリア専門旅行会社右隣の青山台ビル地下。急な階段を降りたつけ麺やさんの奥です。
メニューは以下のとおり
◆Rakija / Serbian Brandy
・Rakija Loza(alc 42%) Vinarija Aleksandrović
ラキヤ ロザ(品種:ブドウ) アレクサンドロヴィッチ ワイナリー
◆Vino
・Retent Reserve 2015 Vinarija Aleksandrović
赤 リージェント・レゼルブ(品種:カベルネソーヴィニヨン、メルロー)
アレクサンドロビッチワイナリー
・Finesa 2015 Vinarija Aleksandrović
ロゼ フィネサ(品種:カベルネソーヴィニヨン、メルロー、ピノノワール、カベルネフラン)
アレクサンドロビッチワイナリー
Domaći Ajvar / 自家製ローストパプリカのスプレッド
Punjene Paprike / パプリカの肉詰め
Krompir Pire / マッシュポテト
Krempita / クレームピタ
Domaća kafa / トルココーヒー
Punjene Paprike / パプリカの肉詰め
Krompir Pire / マッシュポテト
つけあわせでのバリエーションが豊富なジャガイモ。
マッシュポテトは植物油と牛乳でなめらかに伸ばし、あたたかいうちに提供します。
わたしは翌日の冷めたのも好き。ハッシュポテトにしても美味しい。
現地の味に近づけるため、すこしライ麦粉を混ぜて焼いたパン。
噛むほどに旨みが増し、じわじわとボディブローのようにお腹にたまります(笑)
Krempita / クレームピタ (お客様撮影)
クレームピタは、シュークリームとプリンのいいとこどりのお菓子です。初めて見かけたのはセルビアのパン屋さん。ショーケース並ぶ立方体のカスタードパイに目が釘付けになりました。その後、カフェテリアなどでもよく見かけました。クロアチア、スロベニアにも別名で同じパイがあり、中欧全体で愛されています。
自作するようになると、やわらかなカスタードと生クリームの層を切り分けるには、一定の大きさも必要だと納得。
見た目の威圧感ありますが、卵と生クリームをしっかり泡立てているので、ふんわりやさしく、ぺろりといけます。
カスタードのお菓子やパイに目がないのですが、ちょうどよい型が見つかり、クレームピタをいつでも作れるようになったので、もう洋菓子は買わない!と思うほど大満足です。(注:和菓子は別格・笑)
今回のBGM↓
いつもと少し趣向を変えて、セルビアが誇るギタリスト、ネマニャ・ラドロヴィチのアルバムより、バルカン半島からロシアへ至る中欧~東欧に焦点を当てたアルバムを持参。
料理の師、イェレナが日本在住の頃に誘われてコンサートに行った際、アンサンブル名の「悪魔のトリル」って??と、頭の中が疑問符でいっぱいになり、長身で細身のロックスターのようないで立ちでステージに現れた姿に目が点になり、はじまった演奏の超絶技巧に度肝を抜かれた記憶があります。
ジャーニー・イースト わが母の教え給いし歌~チャールダーシュ
- アーティスト: ネマニャ,ミロシェヴィチ(クセーニャ),カライーチ,ラドゥロヴィチ(ネマニャ),悪魔のトリル,サンス(ドゥーブル),ベルリン・ドイツ交響楽団,フォンタナローザ(ギヨーム),カッサール(イヴァン),ファヴル=カーン(ロール),セドラル(アレクサンダル)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/10/15
- メディア: CD
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確かに悪魔的なトリリング↓
ピアノを習っていた頃、好きだった音楽がここにありました。
Les trilles du diable - Nemanja Radulović " Pashona kolo"
NEMANJA RADULOVIĆ -Niška Banja
いつも気にかけてくださる皆さま、ご参加の皆さま、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
これから秋の繁忙期に突入するため、自主企画はすこしお休み。
次回は11月下旬の予定となります。忘れないで待っていてくださいね。
関連記事:
Japan-Russia News にSerbian Nightの紹介と今回のレポートを掲載いただきました。
園田あけみ×Aco factoryのFacebook ページで紹介いただきました
みなさまにお会いできることを楽しみにしております。