2012年8月 LIGHT UP NIPPON 気仙沼・陸前高田
週末にボランティアの仲間たちと気仙沼そして陸前高田へと出かけてきました。
旅の目的はLIGHT UP NIPPONという花火大会。
東北大震災のちょうど5か月にあたる8月11日に鎮魂の祈りをこめた花火を、津波の被害をうけた太平洋岸13か所で同時に打ち上げるという企画です。
金曜の夜に東京を出発し、土曜の早朝に陸前高田に到着し、気仙沼でおまつりが始まる19時までは仲間たちがそれまでのボランティア活動で訪れた場所を訪ね、初めての訪問となる私を案内してくれました。
陸前高田の「大坂ママ」との出会いは忘れることができないものとなることでしょう。
津波で代々続いてきた武家屋敷と家族を亡くし、それでも残された土地に季節の花を植え(それも、目指せ2000本のヒマワリ!というスケールの大きさ)て人々の目を楽しませ、裏山を地元の方の畑として貸し出し、さらに目標をかかげ前を向き、上を向くママ。
いままで受け入れた1000人以上というボランティアの何人もが何度も何度もママに会いに戻ってくるということでした。
私もきっとまた行くんだろうな。
そして、昨年のLIGHT UP NIPPONでは大槌会場のイベント会場の運営ボランティアとして駐車場の警備係として参加しましたが、今年は純粋に観光客として祭りを楽しみ、大槌での出会いがさらに多くの仲間との出会いに繋がった奇跡に感謝しながら花火を眺めました。
東北にボランティアに行くということは、何かをしてあげに行くような響きがあるけれど、実はボランティアのほうが東北の人や土地から得るもの、もらうもののほうがずっとずっと大きいんだ。
ね。