食の紀行・三重県伊勢市
「今年も千鳥足ツアーしない~? 奈良とか伊勢とか行きたいな」 と送ったメールの返信は 「見どころが多いのは奈良だけど 美味しいものが多いのは伊勢だよ」 じゃ、やっぱり伊勢でしょ~^^ ====
去年よりちょっと早い新幹線を予約。 5時過ぎにがばっと起きて 前日の雨もやんで今日は晴れそう。 ラフィアのパナマ帽を鞄に入れて 「行かなくちゃ!」と家を出ます。
大阪に住む友達とは現地集合。 ランドマークターワに「行ってきます」の挨拶を。
お約束の朝ごパンは車中にて。 食べ終わった頃に 「いまから大阪を出発するね」との連絡を受け ガイドブックを読みながら名古屋まで。
名古屋から近鉄の周遊券で「まわりゃんせ」。 お伊勢参りは初めてだけど 外宮からちゃんと廻りたいの。 ご正殿に祀られているいる 豊受大神宮は天照大御神のお食事を司る神様なんでしょ? 食いしん坊にはぴったりの神様ではありませぬか。 絶対に行かなくては!!!
互いの近況を語りあいながら歩いていると 伊勢神宮外宮の火除け橋越しに 第一鳥居が見えてきました。
御池には清らかな空気が満ち満ちて
白絹の御幌がかけられたご正宮で御願い事。
外宮内の多賀宮、土宮、風宮にもお参り。 なかでも、風宮は、お参りすると道が開けるんですって。
以前から気になっていた朱印帳。 どうせはじめるのならば、お伊勢から♡ と入手しました。
ひっそりとした森をめぐると 浄化されたような清々しい気分。 いよいよバスで内宮へと向かいます。
平成25年(2013)の式年遷宮を前に、 現在は宇治橋の架け替え中。 その両端の鳥居には内宮、外宮の正殿の棟持柱が使われているんですって。
橋の上から眺める五十鈴川の水面は、 ほんとだ、赤福餅とおんなじだ!!
架け替え中の橋を横から見たところ。
そして見上げた空。 本当にいいところだね~・・・・・・
第一鳥居が見えてきました。 内宮は外宮よりもぐっと開けた雰囲気で
本来はこの五十鈴川で手と口を清めるんですって。
間近に眺める川はコバルトブルー。 (あれ、コーラル・ブルーかな?) 手をひたしたら冷たかったよ。
神楽殿では伊勢音頭が奉納されていました。
自分にはお守り、実家には御札を買い ご朱印をいただいて
ふと目を上げた先には神の御使いの鶏。
ふらふら追いかけていたら順路からはずれちゃった^^;
ご正宮へ向かわなくてはね。
奥へ進むにつれ 木々はいよいよ神々しくなり・・・・ 『指輪物語』に登場する木の精、エント族を思い出します。。。。 異教だけど。
帽子をとり、頭をたれ、敬虔な気持ちでご正宮へ向かい すっかりマスターした 二拝二拍手一拝の作法に則り 住所と名前を名乗って 煩悩のこもったお願いを きき届けてもらえたかしら。。。。。
白絹の官職姿にもお目にかかることができました。 唯一神明造りの建築を眺め