2008年6月 映画『ショコラ』
休日はDVD鑑賞。
公開中に行きそびれて、それからずっと気になっていた 『ショコラ』を借りてきました。
チョコレートは心をとろかす食べ物であると再確認。
フランスのある村に訪れた現れたジュリエット・ビノシュ演じるヴィアンヌは 断食期間中にショコラトリーを開きます。
店に訪れた村人はヴィアンヌが「好みの味よ」と勧めるチョコレートを口にすると そのとろける味わいにふれ、問わず語りをはじめます。
想いを口し、自分に正直になることによって因習から解放されていく村人たちを 村長は快く思いません。噂を流し、神父の教会での説教に手を加え、ヴィアンヌを追いだそうと画策します。
ヴィアンヌがとても魅力的。
誰にも媚びずに我が道を貫きながらも他者を受け容れることもできる。
自らの言い訳をしたり、誰かを問い詰めたり、責めたり、説教もしない。
いいな。 難しいけど見習いたい。
励まされて力を得た村人によってトラブルに巻き込まれることもあるのですが、 友情と芯の強さによって切り抜けます。
ただ穏やかに母性的なだけじゃなく、時々キレて銅像にケリを入れたりするのがまたいい。 だってそうじゃない?
誰だってときどき自分を解放しなくちゃ
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- メディア: DVD