2010年5月 長野県(北国街道・ヴィラ・デストワイナリー)

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また早い時間の新幹線・・・ 京都旅の東海道新幹線につづき、今回乗るのは長野新幹線です。

「新幹線の車両は撮らないの?典子さんは"鉄子"じゃないんだね」

「うん、私は"酒田花子"だから(←お酒と花の写真専門・笑)」

なんてやりとりのあと東京駅を出発した5月下旬のおはなし。

 

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言霊ってあるのね~・・・・。

北国街道「柳町通り」で杉玉の下がった老舗の酒屋さんを発見。

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その隣が最初の目的地、ガイドブックで見て行きたいと思っていた 隣のルヴァンの信州上田店でした。

前記事に写真を載せたパンを買いました。

あ、2階でお食事もできたのね。 いつか出なおさなくては!!

ショップカードを見て「あれ・・・渋谷の同じ名前のパン屋さんの姉妹店だったのね」って気付いたんだ。。。 でも、場所が違えば常在菌も違うから、自然酵母パンの味も違うよね

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いちど通り過ぎちゃった岡崎酒造に萌えてしまったので 覗かずにはいられなーい。

ワイナリーでランチを済ませてきたので 無事な帰宅を願って試飲は自粛(笑) 店内から街道を眺めるとこんなかんじ。

 

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母方の実家が酒屋なので、なんだか懐かしい空気感。

漂っているに違いない酵母に遺伝子レベルで 居心地のよさと快感をおぼえるの。

(↑いいすぎ・笑)

 

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上の写真の右手には先祖伝来のお雛様。

 

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左には発酵樽でできたお茶室。 ここでいただくお抹茶はどんな味がするんだろう。。。。

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そして時計を逆回し。

 

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そうだ、前回上田に来た時に歴史に疎いことを反省し、 せめて『真田十勇士』を読んでから再訪しようと思ったんだ・・・・ (その時の記事はこちら と思いだしたのはその朝のこと。

 

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長野新幹線から在来線に乗り換えて 大屋駅でタクシーをつかまえて

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ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリーに来るのは昨年の秋につづいて2度め。

タクシーを降りると、葡萄がたわわに実っていた昨年とは違う景色と 豊かな銀髪のマダムが笑顔で迎えてくださいました。

 

serbian-night.hatenablog.com

 

 

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長野の春はまだ浅いよう。

小屋のまわりのハーブの茂みもこれから成長するのかな。

 

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飾りのコーンを「これ食べられるのかなぁ」と 同行の3人とも同じことを考えたらしい。

 

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ワイルドストロベリーは前回お土産に買いました。

うちのベランダでも実っています。

 

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それぞれに表情の異なるブルーの花がとってもきれい。

 

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ハーブガーデンでは、ランチの期待が高まります。

 

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このごろ気になるオオデマリビバーナム。

 

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「カエルがいるよ~」と友達が呼んでくれたので 姿を探してカメラを構え、シャッターを押すまで待っていてくれたカエル。

 

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私と友達が写真を撮りまくっていた間に、四つ葉のクローバーを探していたもうひとりの友達。

「でも、ぜんぜん見つからないの」と話していたら 横を通り過ぎようとしていたおばさま達が 「ほら、ここにあるわよ」「ここにも、ここにも」って

すごーい! あっという間に10個くらい見つけてくださいました!!

おかげさまで、3人で山分け(笑)

押し葉にして持って帰りました。

 

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すごいね~、さすがだね~・・・と喜びながら歩いていたら

ひらひら蝶が飛んできて

 

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てんとうむしも見つけたよ。

花摘む人 ヴィラデスト・ワイナリーができるまで

花摘む人 ヴィラデスト・ワイナリーができるまで

  • 作者: 玉村 豊男
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/05/11
  • メディア: 単行本
 

そして、この地に来た玉村さんに欧州でかつて眺めたブドウ畑を彷彿とさせ

ここにブドウの苗を植えようと決めさせた景色を眺めます。

 

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西向きの斜面から見降ろした上田の町は

もやっていたけれど、それはそれで幻想的。

 

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そろそろ開花の時期かなぁ・・・と

タイミングをはかって日程を組んだのですが大外れ。

うちのベランダのブドウと比べると3週間くらい成長が違うかなぁ。

 

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そういえば、旅の計画中に「えきねっと」で新幹線の空席を検索しているとき

みるみるうちに座席が埋まって焦ったのでした。

その理由は、この前日が尾瀬の解禁日だったからなんですって。

 

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前回は申し込もうか迷っているうちに締め切りになってしまったワイナリーツアーに

今日は申し込もうね、と予約の11時半より早めにカフェに向かいました。

 

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予約時間よりも少し早めに着席。

「何飲む~♪」って前のめりに相談。

 

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まずは地元酸ふじりんごのシードルで乾杯。

右はカフェの階下にあるワイナリーツアーで見学したりんごの圧搾機。

本場フランスのブルターニュ地方と同じ製法でつくられているそうです。

 

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前菜のお豆の載ったレアチーズがnice!

ヴィラデストファームで収穫した野菜の味も濃い気がします。

 

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パンも自家製。

 

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写真奥に友達の選んだメインの信州ハーブ鶏のローストのはしっこが見えてます。

私は信州豚のソーセージと三枚肉、豆の煮込み添えを選びました。

ワインが待てなくてソーセージのはじっこを食べちゃってますが。。。

赤ワインは2004年に栽培をはじめ、2008年に283本生産された貴重な ピノ・ノワールをグラスで。

若い木だからあまり期待しないほうがいいかも?との予想を裏切ってくれました。

ちゃんと美味しい。

(↑上から目線でごめんなさい)

 

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ワインの醸造は、破砕した果汁をステンレスタンクに貯め、 フレンチオーク樽で熟成させているそうです。

 

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ボトリングは1本1本手詰め。

温度は14℃、湿度は約80%に保ったセラーで時を重ねます。

ちなみに、熟成過程で自然に減っていく分は足していくので ウィスキーのように天使に飲まれっぱなしにはしないそう。

 

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デザートは、手前の葉っぱ形のクッキーに載っているチーズが好きな味♪。

ムースとアイスクリームは、えーとなんだっけ。

 

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ワイナリー見学のあと、大屋駅まで向かえのタクシーを待つ間、

春の花を楽しみに来たけれど6月中旬の今が盛りのタイミングみたい。

 

ちょっと早過ぎたね~ でもまた別の季節に来ようね、と次回に期待。

この後、帰りの新幹線までの間に冒頭の北国街道へ足を伸ばしました。

 

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そして6月にまた長野(こんどは蓼科)へ花を観に行った時のことはまた別の機会に。

では、また~