2021年6月 S様お誕生日パーティ
幸運にもご縁をいただき、今月もお誕生日パーティへ出張料理。時節柄アルコールの提供を控えたり、密を防ぐため準備のみで退出したり、もろもろの制約はありますが、笑顔あふれる幸せなひとときのお手伝いをさせていただきました。
先月はまぶしいティーンエイジャーのバースデイでしたが、今月はこの春まで大学で教鞭をとっておられた人生の先輩世代。大人の輝きをケーキに表現しました。
メニュー:
- Ajvar / アイバル
- Zelena salata / グリーンサラダ
- Grčka Fava / ギリシャスタイルのエンドウ豆のペースト
- Pogača(ポガチャ) / 「ハレ」の日の竈(かまど)パン
- Ćevapčići(チェヴァプチチ) / バルカンスタイルの肉団子
- Grčki jogurt čizkejk sa Mastihom / ギリシャスタイルのヨーグルトチーズケーキ マスティハ風味
- Prirodni čaj / ハーブティ
時節柄、大皿盛りを避けフィンガーフードをメインのテーブルプラン。ハーブやエディブルフラワー、カラフルなペーパー類で華やぎを添えました。
たびたびローストパプリカのマリネを、お客様に「パプリカの『トロ』」と紹介しますが、だとすると、ローストパプリカのペーストである、このアイバルは、「パプリカの『ネギトロ』」ということに。
Grčka Fava / ギリシャスタイルのエンドウ豆のペースト
写真を撮れなかったので、過去の写真より。
初夏の陽気が続いたので、暑い時期には暑い地方のお料理を。今回はセルビアに加え、ギリシャ料理をいくつかミックスしました。
Zelena salata / グリーンサラダ
こちらも写真を撮れなかったので過去の写真より。ラディッシュが出回りはじめる春から夏にかけてよくお出しするメニュー。当日はとりわけを避け、銘々に盛り付けました。
Pogača(ポガチャ) / 「ハレ」の日の竈(かまど)パン
お祝いの席に欠かせないポガチャはお誕生日仕様で。
Ćevapčići(チェヴァプチチ) / バルカンスタイルの肉団子
セルビアンナイトの定番レシピは合挽肉を使いますが、今回はイスラム教徒のお客様がいらっしゃることもあり、お誕生日スペシャルで牛肉を100%使用。
リッチな味わいになりました。
Grčki jogurt čizkejk sa Mastihom / ギリシャスタイルのヨーグルトチーズケーキ マスティハ風味
ヨーグルトやはちみつとともに、「マスティハ」で風味づけをした、さわやかなギリシャのレシピ。マスティハは、ギリシャのヒオス島南部に生息するマスティハの木(Pistacia Lentiscus Var. Chia)から採れる天然樹脂。古来から美容と健康のため、幅広い用途に展開されているそうです。
S様、貴重な機会をありがとうございました。
新しい門出のスタートに、さらなるご活躍をお祈りします。
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