2016年9月 クロアチア(オリーブ農園、国立公園、チーズ工場、ナイトクルーズ)
旅のレポート3日めの9月20日はクロアチアイストリア半島ロヴィニで迎えました。
恒例のハチミツチェック!
ホテルの朝食のサラダコーナーには数種類のドレッシングのほかに自作もできるよう調味料があり、オリーブオイルとバルサミコ、そしてハチミツが並んでいました。 油と酢、塩胡椒はよく見るけれど、ハチミツを見たのは初めて! バルカンのハチミツ愛、恐るべし。
早起きしてこの朝はKONZUMというクロアチアの代表的スーパーマーケットへ。 漁師町だからきっと早くから開いているよね?と出かけ得たところ、開店はなんと朝7時でした!
この日の予定は:
朝:朝食後移動し(25km・20分)、Vodnjan(ボドニャン)のBrist Extra Virgin Olive Oil訪問。
昼:Fazana(ファジャナ)から船で渡りBrijuni国立公園見学、ランチは自由行動。
午後:Vesna Loborikaチーズ工場にて解説および試食。
夜:Rovinjに戻り自由行動。Hotel Park (Rovinj泊。
朝食後移動し(25km・20分)、Vodnjan(ボドニャン)へ クロアチアのイストリア半島にあるBrist Olive Oil園を見学しました。 この地域ではローマ時代からイタリアとローマ軍にオリーブオイルを納め、そのころから高品質で有名な歴史を持つそうです。 海の見えるオリーブ畑にはローマ時代の石積みが残っていました。
100年を超える樹齢の巨木も多く、2000本、10品種が植えられているそうです。新しく植樹する際には6mの間隔に深さ3mで3m四方の穴を掘り、雨の少ない夏にも耐えられるよう努めてるそうです。1年半前に強風で160本が倒れた時はオリーブ園を巡回し、1本づつ手動で音を耳で確かめながら注意深く立て直し、根を守ったそうです。
フェロモンを入れたボトルを800本の樹につるし、無農薬栽培。鉄分を多く含む赤土の足元には、カタツムリがのんびりと歩んでいました。 96歳のおばあ様がこちらの農園のボス。収穫はすべて手摘みで50代以上の女性チームが活躍しているそうです。(前日、トリフ狩の犬もメスが優秀と聞いていたので嬉しくなったのは余談)
オイルはコールドプレス製法。ブランドにより、単一品種のものとブレンドを使い分けているそうです。 クロアチアのオリーブオイル、これからは要チェックですね。 ピンクのラベルIntensoというブランドを購入しました。
Fazana(ファジャナ)から船でBrijuni国立公園へ
ユーゴスラビア連邦のチトー大統領の資料館
Brijuni国立公園ではトロッコ列車に乗り島内を見学。チトー大統領の資料館を見学ののち航路でFazana(ファジャナ)へ戻りました。
教会脇にあるレストランでの昼食
バスでVesna Loborikaチーズ工場へ移動し、紹介ビデオ視聴と試食をしました。 こちらの工場は80頭の山羊からチーズづくりをはじめ、現在は灰色牛(ボシュカリーナ)のチーズも生産しているそうです。この牛はヨーロッパ牛の原種であり、900kgほどもある体格は他種よりも大きいそうです。
灰色牛(ボシュカリーナ)はこどもの頃絵本で見た牛のイメージぴったり
試食の牛と羊チーズ8種
試食は2週間熟成の牛チーズ、羊のチーズ、13週間熟成の牛チーズ、リコッタチーズ、牛のチーズクリーム、グリーンペッパー入り、オリーブ入り、トリフ入りの8種類と特製チーズケーキ。 ワインとパンも美味しく、かなりのボリュームで大満足。
灰色牛の13週間熟成チーズを購入
バスでロヴィニに戻り、自由行動はナイトクルーズ。 どこまで行ってもアドリア海の波はおだやかで、ぷかりぷかり浮かんだクルージングでした。
夕食は旧市街でいちばんのピザが食べられるというSERGIOへ
隣席のカップルに私たちの言動を大爆笑されながら食べたピザ(相当面白かったらしい・笑)
旅はまだまだ続きます