2016年5月 宮城県気仙沼市(唐桑御殿つなかん手伝い)
2012年よりゴールデンウィークの前半は東北で過ごしていますが、人生とは本当にわからないものです。ご縁がめぐりめぐって、今年は28日から1日の朝まで 唐桑御殿つなかんスタッフになっていました。
つなかん全景。 左手にツリーハウス。鳥居をはさんで蔵、母屋、右端が民宿。
蔵の上の八幡神社から見下ろした気仙沼湾。 中央の山は気仙沼大島。
「つなかん」とのご縁のはじまりは、震災後、確実に支援先に届くお金の使い途を探してたどりついた、ミュージックセキュリティーズ/セキュリテの「盛屋水産つなぎ牡蠣ファンド」から。
その後、出資者限定ツアーへの参加や宿泊でお会いするうちに料理長にも名前と顔を覚えていただき、何気に「ここでお手伝いしたいなー」と言いつづけていたら実現。
我ながらびっくり。
港まち紀行・気仙沼 - Letters from the "Serbian Night"
わかめ紀行・気仙沼 - Letters from the "Serbian Night"
やりたいことがあったら、とにかく口に出してみるもんですね。
ボランティアでもなく、ツーリストでもない目線になると、通いなれたつもりの町も知らない場所だらけ。
行ったことのある店も、仕入れについていくのでは目の付け所が違って勉強になります。
行きたかったアンカーコーヒー本店にもランチで連れて行ってもらいました。
めちゃくちゃお洒落~(〃▽〃)
ほやを捌きまくり
牡蠣を大小でサイズに分けて、と言われても全部大きいし・・・
牡蠣のディップを煮たり
仕込のお手伝い。
バックステージ。
それほど忙しくない日は賄にセルビア料理をつくらせてもらいました。
ゴールデンウィークには奥の蔵でカフェーフェス。
イベント準備と当日。
大盛況で仕込み分が足りなくなり、急きょ追加した、つなかん特製牡蠣とびんちょう鮪のカレー。なんて贅沢!
花とカレー、東京カレー番外地のみなさま、ちはるちゃん、フェス楽しかった!ありがとうございます!
最後の朝。お見送りしてくれたつなかんファミリー。
今回大変お世話になった一代さん、りょうすけさん、ふみちゃん、わみちゃん、ありがとうございました。
名残惜しくて帰りたくなかったー。
すぐまた帰ってきまーす。
市内へ移動し、帰りのBRTまでの限られた時間のなかで観光。
熊かと思った。 モウカザメの頭部だそうです。
ずっと行きたかった斉吉商店の「ばっぱの台所」。
GW後半は予約なしでOKだそうです。
お目当ての土鍋ごはん。
湯気だけでもご飯何杯もいけちゃいそうなのに、とびっきりのおかずの数々とデザートまでついてくる!!
ため息が出るように美しく高級なオートクチュールのセーター。
を試着させてもらってご機嫌な私。しかもミッフィーちゃんとお揃い。
NPO法人 ピースジャムとツリーハウスではしゃぐ私。
ともちゃん、市内ツアーありがとう。神業でした!
たくさんの魅力的な人と場所、美味しいものとの出会いをいただきました。
神ツアー。
気仙沼でかけこみ乗車のBRTから電車を乗り継ぎ仙台に到着。
名残惜しくて気仙沼の支店のお寿司を食べる。
横浜でいま、唐桑ロス。 お土産の牡蠣でソースをつくたら、
「つなかん」の味がした。 これをお薬にリハビリです。
行くたびにいろいろなことを覚えてくるけれど、知らないことの多さも知る。
いままで逃げてた日本料理ともちゃんと向き合わなければな、と腹もくくった。
やっぱり日本人なんだし。恥ずかしい。
帰るのが泣きそうに寂しかったけど、笑っちゃうくらいすぐに帰ってくるので、気仙沼のみなさま、市内で見かけたら「また居る~」って笑ってやってくださいませ。
(もはや、どっちが「帰る」方角かわからない)
では、また~。