映画『鉄道運転士の花束』

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"Train Driver Bouquet"
ひと足早く『鉄道運転士の花束』を観る機会に恵まれました。

アンダーグラウンド』で主役のひとりCrni (クロ)を演じだラザル・リトフスキーが主役の鉄道運転士に扮し、運行中の事故による無実の殺人がテーマという情報に、エキセントリックなブラックコメディを予想していましたが、そんなことはなかった。

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少し変わった家族愛の物語。
主人公は日本の昭和のお父さんのように、愛情オンチ。息子の成長を不器用に見守りつつ、亡き妻の面影を忘れられない。でも、老いたりとはいえ、ちゃんとカノジョは居るのだ。おいおい。
たしかに色気のあるダンディなオジサマで、そのへん、ラテン系(笑)
底にセルビアらしいクレイジーさや影をひそめながら、職場の仲間たちとの日常が淡々と静かに描かれます。


時に冷徹なプロフェッショナルリズムと、墓前に供える花を育てる気遣いと。
うん、人間って、こんなふうに矛盾に満ちているよね。
と、人生を肯定してくれるような作品でした。


引退する運転士の滑稽でささやかな愛すべき人生/映画『鉄道運転士の花束』予告編

お勧めです。


8月17日
新宿シネマカリテほかにて、全国順次公開

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