園田あけみ個展 ACO Factory collection
5月28日は、"園田あけみ個展 ACO Factory collection"のレセプションで料理を担当しました。
2015年11月にセルビアンナイトを初めて開催した代官山のカフェで、同時期に展示されていた「食」をテーマにした立体作品に作品にひとめ惚れ。
食品サンプルとは一線を画した作家性を保ちながら、ピザやラーメンがちょっぴりユーモアを含んだ愛らしい作品として仕上げられており、聞けばレストランからの依頼による製作とのこと。
わたしもセルビア料理のアイコンとなるものが欲しいなー。。。。と、ひそかに思いを募らせていました。
翌年のゴールデンウィークの代官山春花祭でのブース出店でご一緒した際、思い切ってオリジナルグッズの製作を依頼。
セルビアンナイトのシンボルである、このマスコットは、そんなご縁で園田あけみさんの手から生み出されました。
その後、マグネットやキーホルダーも製作いただき、知っているつもりではいたものの、打合せ過程でいただく資料写真で改めて脅威の再現力に改めて目をみはりました。
というか、瞬きできずに見入ってしまう。。。
それは、製作の対象となるものに対する深い尊敬とリサーチに支えられていることを実感。
時おりいただく質問の内容が、とにかく深いんです。なのに人柄は謙虚で奥ゆかしい。
そんなあけみさんからの出張依頼は、ふたつ返事。
何度か打合せを重ね
迎えた当日。 赤坂のGallery×Cafe Jalonaへ。
なんでしょう、この緻密さは。
まるで自分が巨人になったような感覚にさえ囚われます。
そして、この小さな世界に圧倒されてしまう。。。。
脅威の再現力!
そして、美しい。
何より、美味しそう。
直径5cmほどの粘土作品です
念のため。
上の写真をはじめとした、丼のひとつひとつがこの小さな黒箱に乗るサイズなのですから。。。。
ミニ額のコーナー
そして、セルビアのコーナー。
自分が持参した料理と、飾ってあるミニチュアと、デジャヴ。
同時に展示されていた野澤真理子さんのケーキアートの愛らしさ。
アイシングクッキーの達人でもありました。
園田あけみさん(左)と野澤真理子さん。神業のふたり。
Project Sound Chamber - 室内楽演奏によるチェロとコントラバスの二重奏がはじまり、おっと、わたしもお仕事!お仕事!!
贅沢にも生演奏をBGMに、こんな時こそ、持っててよかった「ときわ工房」の器。ギャラリーの空間にお料理をつなげてもらえます。
メニュー:
Pecene Paprike / ローストパプリカのマリネ
Ajvar / パプリカペースト
Podvarak / サワーキャベツの温製
Cevapi / 皮なしソーセージ
Proja / コーンブレッド
Orasnice / 胡桃のメレンゲ
Pecene Paprike / ローストパプリカのマリネ
Ajvar / パプリカペースト
Cevapi / 皮なしソーセージ Podvarak / サワーキャベツの温製
Proja / コーンブレッド
Orasnice / 胡桃のメレンゲ
ギャラリーの空間と展示の素晴らしさ、音楽に酔いしれ至福の時間。
奇しくも、この日は2015年に前職を辞した際、有給に入りフリーランスの入り口に立った最初の日。
改めてこの4年間にいただいた、すべてのご縁に感謝の気持ちでいっぱいになりながら帰路につきました。
ご来場のお客様、関係者のみなさま、
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
作品はこちらでもご購入いただけます↓
関連記事: