小説・『東京まで、セルビア』
Reading "Srbija Do Tokija".
きのうはお休み。 ターメリックミルクで身体を温めながら読書。
「東京まで、セルビア」は日本語で書かれたセルビア文学。 セルビア大使館で開かれた出版記念トークショーでサインをいただきました。
日本に帰化したセルビア人の高橋ブランカさんは頭脳明晰。早口で、理路整然と話される訛りのない日本語そのままの文体は、それでも異文化からの視点、論点を感じさせ、パラレルワールドに迷い込んだような錯覚を感じます。
まだ読んでいる途中ですが、ちょっと、乗り物酔いっぽい不思議な感覚。
タイトルは”私が居る場所は、たとえそこが東京であったとしてもセルビアになるのだ”という意味がこめられているそうです。 何度か読み返すと、そのたびに違う発見が見つかりそうな短編と中編が納められています。
興味のある方はぜひ。