日本ワインの会(浅草「茶寮 一松」)

 

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まだ梅雨のまっただなかだった週末には 浅草の「茶寮 一松」でのワイン会に参加しました。

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老舗の料亭って憧れるけれど 何だか敷居が高い気がして 自分からはなかなか踏みこめず

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春の京都旅行では「老後の楽しみにとっておく」と言ったけれど でもやっぱり歯が揃っているうちがいいじゃない? と思ったら願ってもないチャンスが訪れたので 友達に頼みこんで一緒に参加してもらいました。 ムリムリのお願いにつきあってくれてありがとう♡

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ちなみに、当日のドレスコードは浴衣もしくは和のテイストの洋服。

女性はもちろんのこと男性の浴衣着用率が高いのは 土地柄によるものではなかろうかと主催者がコメントしていました。

まず、たてしなップルさんのシードルで乾杯。 千秋という種類のリンゴでつくられ、素直で飲みやすい。 シードルは大好きで、よく飲むのですが、全般的な印象として 日本のシードルのほうが苦味をもつフランスのシードルよりも軽やかな印象をうけます。

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80人の参加者に対して提供されたワインは120本・・・だったかな。 ひとり1.5本がノルマでした。

 こちらはココファーム・ワナリー サンクゼールワイナリー、ダイヤモンド酒造 たてしなップル、フジッコワイナリー メルシャン、大和葡萄酒のコーナー

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こちらは前回までの会で繰り越されたワインだそう。

すべて日本のワインです。

 

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立食がはじまって最初に選んだのは ダイヤモンド酒造ロザードというマスカットベリーAでつくられた ロゼワイン

ジャケ買いです。

すっきりとした味わい。

 

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お料理は和服姿の仲居さんが取り分けてくれます。

ワインにあわせてふだん出しているお料理とは違うものも出していたんですって。

鴨肉と、ピザのようなものはお好み焼きっぽかったかな。

 

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こちらの料亭は山口県出身の松林桂月との親交が深く 各部屋その書画が飾られているそうです。 横座りの狛犬もかわいい。

 

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ここからは以前から飲んでみたいと思っていたココファームワイナリーが 7種類提供されていたので、出来る限り味わってみようと意気込みました。

ロゼフェチのため、まずはこころぜ NVを。 ロゼの色合いにはオレンジ色のもの、ピンクががかったもの 夕焼け色や朝焼け色、いろいろなロゼがあるけれど、ここのはかなり赤い色ね。

口にふくむとイチゴのような可愛らしい味わい。

「これ、すき~」

 

資料によると、ブラック・クイーン、ツヴァイゲロトレーベ、カベルネ・ソーヴィニョン シャルドネメルロー、小公子、マスカットベリーA、龍眼、ケルナー他 多種のブドウ品種のブレンドのようです。

 

次は何を飲んだらいいのかな。 来場されているココファームのスタッフさんのアドバイスを聞きながら 農民ロッソ 2008、いきましょー。

おぉ、キレいな辛口のフルボディです♡ 「農民」というネーミングは実直につくりました、という意味合いが強いのかしら。。。

飲むとなんだか嬉しくなるような心が浮き立つ味。

 

本来ならば軽いものから思いものへ 白から赤へ進むのがテイスティングの定石なので 気がむむままの今回は順番めちゃくちゃですが 「これはもう召し上がりました?」の問いに 「まだです」ということで

 

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甲州F.O.S. 2007 白ワイン・・・・なんだけど 甲州種の皮の色を活かしたほのかな淡い赤みがついています。

ふくよかな辛口。 ほんと、すごいぞ、こここのワイナリー。

 

そして白ワインをもう1種類。 北海ケルナー 2008

北海道産のケルナーという品種でつくられています。 少し前に居酒屋でみんながあまり勧めてくれるので辞退しきれず不本意に飲んだ 某社のケルナーの味わいが自分から手を出すことを躊躇わせていましたが ココファームは今日のところは何を飲んでも美味しいじゃない? ということでトライ。

あ、これすごく好き♪ ほの甘でエレガント、ほどよいボリューム感もあります。 この日最も気に入った1本になりました。

 

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最後に飲んだのは北のスパークリング 2006。 手ぶれすごいね。

ミュラー・トゥルガウ、シルヴァーナというドイツ系の好きな品種づくし♪ いつか行きたいワイナリーの筆頭に 栃木のココファームワイナリーが躍り出ました。