新聞記事で紹介記事を見つけた石井桃子展に行ってきました。
切手シート型のポスターが可愛い♡
熱く詳しく書きたいけれど残念ながら以下は走り書きです。
幼い頃に読んだ本の多くが石井桃子訳だと気付き その名前を意識しはじめたのは 高校時代くらいだったかな。
他の作者や翻訳者であったも編集者や助言者として関わっていた と知ったのは最近のこと。 内容はおぼろげにしか覚えていませんが 母が買ってくれた本はこの『ノンちゃん雲にのる』。今でも実家にあるかな。

- 作者: 石井 桃子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1967/01/01
- メディア: 単行本
小学校の図書室で見つけて夢中になったのがこれらの翻訳書。
その頃はただ楽しく読んでいて、日本語としての美しさに気づくようになったのはだいぶあと。
韻をふんだり、かけことばや駄洒落の言葉遊びも自然だけど もともとは外国語の本だよね?と、英語に興味を持つきっかけともなりました。
みんなが知ってて大好きな、あの本も、この本も、みーんな石井桃子さんの翻訳です。

- 作者: A.A.ミルン
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/06
- メディア: 単行本

- 作者: ビアトリクス・ポター
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2002/09/21
- メディア: 単行本
春の大掃除をしていたモグラ君が この季節のそわそわした気分に誘われて川辺に出かけ 冒険がはじまるこの物語。
影響されて私の大掃除も毎年春に本格的に頑張ります。
・・・だって年末寒いし。
今年はペンキを塗ったり、粗大ゴミも結構出しました。

- 作者: ケネス・グレーアム
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
ミルンはくまのプーさんを「プー語」で書いているけれど、 自伝は「パンチ(イギリスの風刺雑誌)語」で書いてたんですって。

右端で微笑んでいるのが石井桃子さん。
実際に翻訳で使われた書き込みのある原書や 細かなニュアンスを出版社に問い合わせた書簡などが展示されていましたが 101歳で亡くなるまで愛用されていたという化粧品も。 乙女心が感ぜられ、チャーミングなお人柄が偲ばれました。 あの口紅、たぶんシャネルだわぁ・・・違うかな。 今回の企画展の図録を予約してきたので、届くのが楽しみです♪ ご興味のある方は、世田谷文学館にて4月11日まで開催中です。