テイスティングセミナー(リーデル社主催グラス・ティスティング)
品種ごと、産地ごとの比較も楽しいけれど、いつもISO規格のテイスティンググラス。
グラスによる差にも興味あるよね、と、リーデル社主催のグラス・ティンスティング・セミナーに出席。
まずは基本のブルゴーニュタイプのグラス。
ブルゴーニュタイプに限らず、ワイングラスを上手に使うにはワインをなみなみと注ぐのは×。
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一番太いところから1~2cm低い位置まで注ぎ、スワリング(くるくるグラスを廻すこと)したときに張るワインの膜が一番太い部分にくるようにするのがベストなんですって。
ケチケチしているわけではなく、最も美味しく飲める量がこれなのだそうです。
このタイプのグラスは顔を上げないと飲めないので、舌のうえでワインが広がらず酸味をあまり感じさせないタイプだそうです。
ボルドータイプのグラスは渋みを程よく感じさせるグラス。
カベルネ・ソーヴィニヨン好きとしては手放せないグラスになりそう。
酔いも手伝い、講師によるマインドコントロールも若干あるとはいうもの、ジョーカーグラスに注ぐと香りが集まらないので、実際の価値よりもワインの味わいが低くなってしまう。
カベルネ・ソーヴィニヨンをブルゴーニュグラスに注ぐと樽の甘い香りが強くなりすぎるし、ピノ・ノワールをボルドーグラスに注いでもピンとこない。
なるほどー・・・・・
お土産にもらったリーデル社のカタログには264種類のグラスがあり驚きを禁じえませんが、ワインの産地に出向き、それぞれの生産者たちが比較試飲のうえ、
自分達が最も求める味わいを引き出すグラスをその品種用として開発しているそうで・・・・・
そんなこと聞いちゃうとお気に入りの品種のものは揃えたくなってしまい、危険なのである。。。。。
おつまみにチーズのサーヴィスがあり、
カタログを見ながら話題は「次はどの品種用のグラスが欲しい?」に行ってしまう。
ボルドーを手に入れたら、次はリースリングかソーヴィニヨン・ブラン用だよねぇ・・・・・
そのふたつは形もよく似ているので、兼用はできませんか?と営業さんに聞いてみる。
兼用するんだったらリースリング用がよいらしい。
リースリング用はキアンティ用でもあり、赤にも白にも通じる最も標準的なグラスらしいので、次に買うべきアイテムはこれ!と決定。
ほろ酔い気分のランチはサンドイッチ。
ケーキショップ併設のカフェだったので、アルコールはビールorシャンパーニュ。。。。
サンドイッチよりお高いグラスシャンパーニュは勿体無い気がして頼まなかったけど・・・・・
チキンサンドには赤ワインが欲しいねぇ・・・・
特製のハムサンドには何があう?
アルザスかなぁ・・・・ゲヴェルツなんてどう?
でもシャンパーニュもいいかも。。。。。
なんて話が尽きず
やっぱり買っちゃった。
パイパー・エドシック・ブリュット ピパリーノとバンフィのロッソ・ディ・モンタルチーノ
おひとりさまサイズ。
非常に女性的という評価があるので、先日飲んだ男らしいマム(F1の公式ワインであることがうなづけた)と比較したいなぁ・・・・と思って購入。
ストローで飲むタイプっていうけど、それはちょっと無理かなぁ・・・・・
酔いが回りすぎちゃいそう。
バンフィも先日飲んだブルネロ・ディ・モンタルチーノが美味しかったので。
ちなみに、サンジョベーゼなどのイタリアワインは今日比較した2つのグラスではブルゴーニュタイプがお勧めだそうです。