岩手わかすフェス2019
2月9日に参加した『岩手わかすフェス』の今年のコンセプトは「岩手に関わるってハッピーだ!」。
セルビアのみなさんは「自分たちが困ったときに日本人はいつも手を差し伸べてくれる」と感謝の気持ちを表してくださいますが、わたしにとっては、岩手をはじめとした東北の人がまさにそう。振り返れば、いろいろな岐路で人が、土地が手を差し伸べてくれました。
2015年11月の「岩手わかすフェス」キックオフイベントのケータリング担当もそのひとつ。料理人として駆け出した背中を押してくれる転機でした。
運営スタッフは20代が中心に代替わりをして、初期のメンバーの多くはUターン、Iターンで岩手へ。
震災後8年を経て、なかなか現地に足を運ぶことが難しくなってきましたが「わかふぇす」は年に一度の同窓会。
ここに来れば、約束せずともみんなに会える。そんな気持ちで今回も当日ボランティアに応募しました。
当日の天気予報は雪。
でも、岩手の人と岩手な人の集まりなので、ちょっとやそっとの雪では、びくともしないはず。
うっすら雪化粧の皇居のお濠を横目に会場へ向かうと
案の定熱気でいっぱいのスタッフミーティング
当日の新幹線で現地から駆けつけた参加者も多く
「誰が雪まで運んできたんだよー(笑)」という声も多く聞かれました。
ミッフィーちゃんも釜石から駆けつけてくれました。
お菓子やら
コーヒーやら買い込みまして
オープニングの「餅まき」もゲット。
「てつびんの学校」では、忘れかけていた物欲が、ふつふつと沸かされてしまった。
うん、でも持ってるんですけど鉄瓶。
10年以上も使っているんですけど。
知らないことばかりでした。
そして、今年のミッションは「岩手の味比べ企画」内での、醤油の食べ比べ。
食べ比べたのは左から
・いわて丸むらさき200ml 八木澤醤油・陸前高田市
・特選丸大豆しょうゆ100ml キッコーマン
・八木澤商店の「醤油の学校」で仕込んだ自家製の醤油もろみ
オープニングの「餅まき」と同じ、一ノ関からのお餅を使用しましたが、このお餅が美味しいの何のって!
そして、搾る前の「もろみ」の味わいに、ご参加のみなさんの瞳がひときわ輝くのを感じました。
いろいろな醤油があるけれど、みんな違ってみんないい。優劣ではないんだな。
好みとTPOで選べばよいのだと改めて。
18:00からの大交流会の食事メニューの盛付もお手伝い。
8:30の集合から、19:30の解散まで、
きっと会えると思っていた方。
この間お会いしたばかりの方も、年に一度ここで会うのが習慣の方も、
まさかここでお会いできるとは!!!という方も、
ほんとうにたくさんの皆さんに声をかけていただき、
年に一度の岩手な同窓会を満喫の一日でした。
実行委員長の瀧本さんをはじめ、関係者の皆さま、
ご参加の皆さまありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。