2017年3月 岩手県陸前高田市(「Kerasse」料理教室)-釜石(ヤマキイチ商店)

20170325_111.JPG

先週末に訪れた岩手縦断旅のレポートです。

数えてみたところ、2011年6月以降、45回目の東北行き。

まず自分の家族や身近なひとを大切にしなさい、と教えられたのは東北のひとびとから。

例年3月11日を陸前高田で迎えていましたが、 今年は昨年末に亡くなった父のお墓参りをお彼岸に済ませてから来ました。

20170325_007.JPG

嵩上げ地に壮大な都市計画が進む陸前高田の街は、まだ砂埃と海風のなか。

市役所前で県北からの友と待ち合わせ、まずはいつもお世話になっている大坂さんのお宅にご挨拶。 そして次の目的地へ。

 

 20170325_015.JPG

まちや世田米駅 HP 陸前高田の北に位置する住田町の「まちや世田米駅」は明治30年時代後半の伝統的な町家と土蔵群を改築し、昨年オープンした交流拠点施設。

この日開催されたレストラン「Kerasse」での坂東シェフによる料理教室に参加しました。

 

20170325_020.JPG

広田湾の牡蠣や魚、地元の「ありすポーク」を生かし、農家さんも食材を抱えて参加。 サラダとパスタのおもてなしのあと、シェフによるデモンストレーション。 そして地元のみなさんと班に分かれて実習。

 

20170325_018.JPG

おもてなしの、牡蠣のパスタ

 

20170325_035.JPG

20170325_060.JPG

20170325_102.JPG

今回習ったのはこちらの5品。

・レインボーsushiロール ・住田の名産!ありすポークのパレルモ風カツレツ

・大船渡帆立のオランデーズ・グラタン

・恋し浜帆立と寒絞めほうれん草のクリームパスタ

蔵王マスカルポーネ岩手山葡萄のティラミス

 

不得手な太巻きを、冷や汗かきながら巻いたあとは、ゆったりくつろぎながらの試食タイム。

シェフとスタッフのみなさんの心づくしのおもてなしを満喫しました。 料理教室後は気仙沼行きを予定していましたが、直前に急きょスケジュールが変更。

その後は女料理人ふたり、気の向くまま足の向くままの気楽旅。

 

20170325_114.JPG

20170325_109.JPG

一本松近くの八木澤商店の店舗「やぎさわカフェ」へ

 

 

20170325_117.JPG

急きょ予約した宿は2014年秋にオープンしためちゃめちゃお洒落な「箱根山テラス」。 夕暮れの広田湾は息をのむ美しさ。

陸前高田に来るたびに増える湾内の養殖筏の様子が密かな喜びとなっています。

カフェの利用で来たことはありますが、タイミングを逸し、いつか泊まってみたいなーと憧れていた宿です。

が、そういえば「朝食が自慢」ということは、夕食がつかないんですね。

 

20170325_129.JPG

夕食は「鶴亀鮨」へ。

震災後、陸前高田で再開した唯一の鮨店だそうです。

きょうはウニはないんですか?という私たちの問いに、 あるけれど納得のいくネタではないので出せないという大将。

では、お勧めを一皿握ってくださいとの注文に 「要らぬことかもしれませんが」と、ふたりで食べやすいよう すべてふたつに切ってくれました。

すみずみまでの心からのおもてなしに、ただただ胸が熱くなります。

味と人情の鶴亀鮨 | 陸前高田未来商店街

 

 

20170326_006.JPG

箱根山テラスの朝もまた絶景。

ていねいにつくられた朝食と、ハンドドリップのコーヒー。

チェックインからチェックアウトまで、ほどよい距離感の接客。 お洒落でさりげない内装、人懐っこい猫。 リラックスしすぎて あっという間にチェックアウトの時間。

 

 

20170326_012.JPG

陸前高田を発つ前に、「http://mirai-shotengai.jp/shop/tsurukame.html」さんへ立ち寄り。

仮設店舗の頃からのわたしのオアシス。

瓦礫撤去のあと、ここの窯出しシュークリームを食べるのが楽しみで。

通いすぎて社長と顔なじみ。 この日も「おやっ?どうも(^^」 と、声をかけていただきました。

お菓子工房 木村屋

 

 

 

そして三陸道で釜石へ北上。

20170326_017.JPG

釜石ではヤマキイチ商店さんを訪問。

2013年2月に開催した「東北の食材で世界の家庭料理を食べる会」に泳ぐホタテを取り寄せて以来のおつきあい。

ここのホタテが日本一美味しいと思っています。

 

serbian-night.hatenablog.com

 

20170326_013.JPG

20170326_018.JPG

20170326_016.JPG

同行した友人もテンションあがりっぱなし。

「でしょ?」と、私もにんまり。 料理人はたまらないこの活き、この大きさ。

「ホタテさん」と、必ず「さん」づけするヤマキイチ商店さん。

 

20170326_034.JPG

美味しさの源は愛なのだと、改めて感じる旅となりました。