2015年6月 三重県伊勢市( 伊勢のおかげ詣りと河崎で蔵めぐり)
ちょこっと伊勢にも行ってました。
今回は外宮のある伊勢市駅の線路をはさんだ商人の街、河崎で蔵の残る町並みを歩いてみた。夜は居酒屋さんでちょっと一杯。遷宮の歴史や厳かな祭について訊きながら、翌日にぜひと勧められた倭姫宮と神宮美術館には、やっぱり行ってよかった。
倭姫宮はもともと好きな別宮で、すこし離れているので行こうか迷ってた。隣接する美術館は予定外。入ってみたらすごい作品がさらっと展示されていて腰がぬけそう。全てが遷宮を記念しての奉納によるものだということで、そうだよね、売りものじゃなくて神様に捧げるものだもの、と納得。
神宮のお祭りは一般人にはなかなか目にすることができないそう。
私たちでも見られるお祭りはないかと尋ねたところ「10月15日の神嘗祭はすごいよ。そのときにおいで」だって。
そっかぁ、次は秋に行かねば。
お詣りはいつも外宮から。
外宮すなわち、豊受大神宮(とようけだいじんぐう)に祀られている豊受大御神(とようけのおおみかみ)は、照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)なので、必ずお詣りしています。
遷宮からまだ2年で木肌が清々しい。
前のお宮があった場所。
清らかな真空感。
別宮もみな遷宮が済んでいました。
外宮でいちばん好きな場所。
ランチなのに。さすが。牛丼のお肉が分厚い。
必ず覗く菊一文字は、刃物屋さん。
包丁、鋏、欲しくなる。
参宮木札をゲット。
古民家フェチにはたまらない河崎の家並み。
「月の魚」というショップでデッドストックの半幅帯を購入。
お菓子屋さん
老舗酒問屋の建物を修復した「伊勢河崎商人館」を見学。間口は狭いが奥は深い。
母の実家が代々続く酒屋なので、共通点を感じて嬉しい。
二階の窓から見下ろす三軒の蔵は河岸に面しており、こちらの店のものだったそう。
帳場。
私が生れる前に移転してしまったので、話でしか聞いたことがない母の実家も、これほど大きくないにせよ、こんな雰囲気だったのかと想像。
河岸から見た蔵。
昔は川が運輸の中心で、ハイウェイだったのだということを実感。
おやつは赤福氷。
月讀見宮のあと、もしかして、と戻った外宮で夕御饌祭のご神職の列に会えました。
月讀見宮
ちょっと一杯。
伊勢海老の雑炊
翌朝は内宮へお詣りに。
こういうときだけ早起きできる不思議
お詣りのあとはお約束の赤福餅。
倭姫宮は少し離れているので迷ったけれど行ってよかった。
隣の神宮美術館は腰がぬけそうに素晴らしかった。
最期に伊勢らしく海の幸で〆。
一昨年の冬のおかげ詣りに来なくては。
と、ずっと気になっていて、でもなかなか来られずにいたけれど、
でも、来てよかった。
また秋に来よう。