広東料理とワインの会(ラム)
中華とワインの会のおはなし。
不定期開催でエビバデ・ウェルカム。
いろいろな出会のある楽しい会♪
今回は私がワインを用意することになり、女性揃いの回なので手持ちの中からレディな雰囲気で選んでみました。
お料理のオーダーは
スパイシーなタイプの赤ワインを持って行くので
ラムのお料理をお願いします♪」
Rosee Coquelicots(ロゼ・コクリコ)
BAUGET-JOUETTE
CHAMPAGNE
乾杯はこれにしましょうね、と約束していた、繊細な味わいのボジェ・ジュエットは
「ただでさえ美味しいワインに、泡まで出ちゃうんだよぉ」というきめ細やかでやさしい泡のシャンパーニュ。
炭酸ガスが色素を吸収してしまうため、ロゼ・シャンパーニュはよい葡萄からでないと醸造できないんですって。
サーモンピンク色に佐藤錦やラズベリーのような可憐な味と香り。
丸みはあるけれど溌剌とした印象で、ほーんと美味しい。
しばし、ぐびぐび。
おっと前菜が来ています。
筍の豆皿前菜六品
左手前が筍の湯葉巻きかな。
ということで定番の海老ニラまんじゅうは、いつもぷりぷり
白ワインは
Sylvaner"Z"2005 PAUL KUBLER VIN D 'ALSACE
、
美味しかったシルヴァネール再び。
前回のヴィンテージは2004でスレンダーな印象でしたが、2005はオイリーでコクがある感じ。
シルヴァネールは軽くフレッシュ&フルーティな味わいとなる品種で、石灰質土壌に植えられるとフィネスと丸みを帯びということですが、こちらは“Zinnkoepfle”というすべて石灰、砂岩質土壌のグランクリュ畑に植えられた葡萄で作られたワイン。
ゲヴェルツトラミネール、トカイアルザス、リースリング、ミュスカの高貴4品種のいずれかを使用しなければグランクリュを名乗れないため、"Z"のイニシャルでテーブルワインの格付けとしているそうです。
美味しさの陰にはちゃーんと裏付けがあったのね。
カブのすり流しフカヒレスープ
ワインとスープのミネラル感、アミノ酸、そしてカブからくる青いニュアンスが
あうあうあう~。
ニュージー産ラムのクミン香り焼き
前回の会でマトンだラムだと盛り上がり、今回のオーダーできっちり入れたラム肉が焼き物で登場。
叉焼のタレで仕上げたということで、甘みが肉のやわらかさを閉じ込めるのだそうです。
はじっこのかりかりが香ばしくて絶品♪
切り分けてもらう間に、料理長からラムをマトンに替えて、さらにスパイスを効かせてもいいかもねという提案が。
そうしたらワインはボルドーがいいよね~♡
と構想(妄想?)も広がる。
春野菜と大海老の塩炒め
この海老もぷりっぷり。
ただ風邪気味のため、このあたりでお腹がいっぱいになってきてピンチ!!
"La Bernardine" 2002 CHATEAUNEUF-DU-PAPE M.CHAPOUTIER RHONE
コート・ロティにしようか最後まで悩んでこちらにしました。
シャトーヌフ・デュ・パプは13品種の混醸が認められているけれど
シャプティエはグルナッシュとシラーが主体。
エチケットに点字を用いているのが有名なつくり手。
ラムとあわせるタイミングを逸してしまったけれど
こなれたタンニンが
渡り蟹と豆鼓春雨煮のパンチにあってた~♪
シャトーヌフ・デュ・パプはヨハネス22世のローヌの別荘がはじまりだから
瓶の紋章は法王の紋章だよなんて話から
南仏旅行の話題になったり。
十穀と栗のちまきは栗の甘みがたまらな~い♪
山芋とクコの実のやさしい薬膳スープ
昼間していた風邪のひきはじめのような、ぞくぞく感が和らいだのは薬膳スープのおかげもあるかな。
デザートはライチのシャーベット。
むふふ、今回はデザートワインも持って来たのです♡
いつもはソーテルヌですが、今回はヴィン・サント。
神の(=サント)の酒(=ヴィン)
名前の由来はミサで使われていたからという説が有力らしい。
陰干しをして水分を抜いたサンジョヴェーゼからつくられる濃厚なキャンティ。
ナッティな干しブドウの風味をもつ味わいは、杏仁豆腐やココナッツ系のデザートにもあうかな、と想像していましたがライチシャーベットとの相性もぴったり。
ご参加のみなさま
楽しい宴をありがとうざいました♡
風邪で後半は味見程度しかできなかったので、リベンジするぞ~!!と思ってます。
もちろん、マトンとボルドーで。
次回はいつにしましょうか?
では、また^^