ふたりは友達 * マティスとボナール展
ピエール・ボナール(1867-1947)
「私はひとりではないと感じたいとき、君のことを考える」
アンリ・マティス(1869-1954)
「絵画万歳!!! 友情を込めて」
週末はプチ・ドライブ。
鎌倉駅まで迎えに来てくれたのは大きな赤いハートのもちぬし。
キーリングにも大きなハート。
約束は「晴れたら江ノ島、雨なら葉山」。
「天橋立がなんとなくこのへんの海に似ている気がして、思い出しちゃった」 なんて話をしながら
お天気に従って、神奈川県立近代美術館の葉山別館へ。
南仏の絵画は 海辺の美術館にぴったり。
ヴィーナス、モディリアーニとつづいていたので、 「また裸婦(笑)」と、まわりはじめた展示室。 南仏の眩しい日差しにあたたかな色彩に満ち、 幸福感の溢れるボナールのファンになりました。
図録買ってくれば良かったなぁ・・・・と後悔。。。。
まだはじまったばかりなので、機会があればまた行きたいな。
アンリ・マティス ≪イカロス≫ 1947年 (『ジャズ』より)
切り絵で描かれたイカロスの胸には赤いハート。
ふたりの作品が時代を追って交互に展示されていましたが、 マティスの画で一番好きなのは、この『ジャズ』の挿絵のシリーズです。
「Ⅳ マティス 1943-1954 究極の開花へ」と題された展示室では興奮状態(笑)
神奈川県立美術館・山口蓬春文庫の収蔵品だったとは嬉しい驚き!!!
会いたくなったらまた観に来よう。
流麗な線で描かれるエッチングも好き。
マティスはバラを謳ったことで有名な ピエール・ド・ロンサールの詩集の挿絵もを描いていたそうです。
残念ながらその詩集を読んだことはありませんが、 ピエール・ド・ロンサールと名付けられたバラは育てたことがあります。
4~5年で樹勢が弱って冬を越せませんでしたが、美しい花。 地植えができればまた挑戦したいつるバラです。
話は戻って海の見える美術館。
また晴れた日に来てみたいレストランは ビーチと松林と海のパノラマ。
ランチはもちろん魚料理。
食べながらもいま観てきた絵画のこと、 家族のこと、仕事のこと、いろいろ 耳をかたむけたり、話したり。
葉山から由比ヶ浜をとおって
鎌倉山へとドライブ
途中、トムヤムさんの記事で紹介されていた Ban Rom Sai(バーンロムサイ)というお店へ行きました。
こちらは、タイにある両親をエイズで亡くし、 自分たちもHIVに母子感染した孤児たちの生活施設のショップだそうです。
ハイセンスな商品が揃い タイシルクのスカートやバッグ 端正に編みこまれた籠など、とてもステキなものばかり。
NPOだから何か協力を・・・と入店したけれど 思わず本気モードのショッピング。
鎌倉山のケーキ屋さんで 似ているけれど、すこし違うケーキを食べながら 同じお茶を飲み
次はどこへ行こうか、なんて相談もはじまって あっという間に、もうこんな時間。
渋滞がはじまえる前に帰らなくちゃ。
Ban Rom Saiからつれて帰ったクマ。
big smileと大きな赤いハートに 心がなごみます♪
では、また^^