women under the moon * モディリアーニ展

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外出先で思いがけず目にした夜のバラ。 ====

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月のように白く浮かび上がる。

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ローマ神話で月の女神はLuna。

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月は人を惑わせるよ。 満月の晩は野生にかえろう。 「あおーん♪」 ・・・・・・英語で lunatic はちょっとイカてるってニュアンスがあるの。 ************************************************************************************************************

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少々イギリス訛りの英語は 音楽と雑誌と小説で覚えました。

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90年代のモードはこんなふう。 奥のラベンダー色のドレスはジェニー。 中央のケイト・モスが来ているのはヴェトナムのお土産Tシャツ。 アイボリーのコルセット・ドレスはラクロワ。 手前のブルーのシフォンはディオール。 ゼブラ柄のスリップドレスはヴェルサーチ。 グレーのスエットはダナ・キャラン。

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オートクチュールのドレスは麗しいけれど・・・・ いつまでも安い洋服が似合う体形でいたいものだと思っておりまする。 いまのところまだ大丈夫かな。 ************************************************************************************************************

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先日は『モディリアーニ展』へ行きました。 ≪ジャンヌ・エピュテルヌ(部分)≫1918年 初期から晩年の作品まで約150点が出品されていましたが、 私が気に入ったのは妻ジャンヌをモデルとした作品たち。

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≪嘆きの裸婦≫ 1908年 ジャンヌと出会う前の初期の裸婦。 不遇の時代の不安を具現化したような蒼い背景に浮かび上がる痛ましい姿。 心臓を鷲掴みにされるような衝撃とともに 「この画に惹かれる私も大丈夫だろうか?」 と感じさせる力もありました。

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赤毛の若い娘(ジャンヌ・エピュテルヌ)≫1918年 モディリアーニには珍しくいきいきとした描写の女性は 彼の妻ジャンヌがモデル・・・らしい。 ジャンヌの瞳の色は青であったのに対し、この女性は黒い瞳

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≪肩をあらわにしたジャンヌ・エピュテルヌ≫1919年 ヴィーナスのようなジャンヌ。 蒼い裸婦や「うっふん♡」な裸婦には感じられなかった情感が感じられます。 いいなぁ。 愛ですねぇ・・・・。 ************************************************************************************************************

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そのまま江戸散歩。 雀をおいかけてお堀端。

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紀尾井町のマリア様。

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マリア様とともにある薔薇。

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どんぶらこっこどんぶらこと オフィーリアが流れてきそう。

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江戸と21世紀が共存する Tokyo ワンダーランドなり。 では、また