ソムリエ資格試験対策講座(コート・デュ・ローヌの復習)

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きょうはコート・デュ・ローヌの復習。
ローヌ地方は美食で有名であり、つくられるワインもボルドーブルゴーニュにひけをとらないそうです。
しかしながらネームバリューではそれらの地方に及ばないうえ、生産量の制限もそれほど行っていない為コストパフォーマンスは世界一ともいえるのではないか。とのことです。
うん、私もローヌのワイン大好き。
味わいも価格も魅力だわ。
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テイスティングしたのは、白はサンジョセフとコンドリュー。
赤はクローズ・エルミタージュとシャトーヌフ・デュ・パプ。
一般的にウケるのはサンジョセフの白とクローズ・エルミタージュの赤なんだと思う。

でも、てんとうむし的格付けでハートふたつはコンドリューの白。
CONDRIEU 2004
E.GUIGAL

なんたって、このワインはつくるヴィオニエという白ぶどうはバラの香りが特徴なんだもの。
バラをはじめ、ライチ、メロン、桃、キャンディーなどで構成された香り、ほのかな酸味と余韻に残る苦味とフローラルな香り。先日のワインゼリーでめざしたのは、まさにこれ!

そして、てんとうむし的格付けハートひとつは、シャトーヌフ・デュ・パプ。
CHATEAUNEUF-DU-PAPE 2001
E.GUIGAL

(パプはPape、新しい法皇の城という意味ね)。
バチカンからアヴィニヨンに法王庁を移したヨハネ22世はボルドー出身であり、故郷で所有していたシャトーもシャトー・パプ・クレマンとして現在まで続いているんですって。
その法皇様の御用達ワインが発祥というのもうなづける堂々とした味わい。

青臭系・渋みしっかりのボルドータイプ好きな私が気に入るのにはそんな背景があったんですね~!!なるほど。
センセイはドライトマトっぽい香りと仰っていました(でもコンクールでは言っちゃダメだって・笑)。