ワインスクール(ワインの王道ボルドーを楽しむ)

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ワインスクールVol.3の昨日は『ワインの王道ボルドーを楽しむ』。これは絶対にはずせない!万障繰り合わせて参加しました。なぜならば、青臭くてフルーティーでスパイシーな香りを好む私にはボルドーは直球どまん中だから。

 

 

 テイスティングで一番楽しいひとときは、香りから味を想像する場面。左側のグラーヴの辛口白ワイン(セミヨン50%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、ミュスカデル10%)の香りをかいだときは、5月初旬の真っ盛りにツツジの花の蜜を吸ったときの記憶が呼び覚まされました。

 これを正しくは「りんごや洋梨、白胡椒の香り、樽の香り」と分類します。

 

 

 右側のソーテルヌ白ワインの香りを嗅いだときはハチドリの気持ちになりました(笑)

 この香りをソムリエは「マンゴーやパッションフルーツのよう」と表現します。

 

 

 中央左の赤は、カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ45%、プティ・ヴェルド5%のエレガントなタイプ。右側はメルロ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、カベルネ・フラン15%の豊かなボディ。

 エレガント派の私は、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の左岸のものを選ぶとはずれがないようです。

 

 

 いままで経験として知っていたことが理論に裏づけされていく過程がとても楽し~いのである。

 園芸を趣味とする私は、土壌にあった植物、気候にあわせた収穫の話も興味深い。植木鉢では難しいと諦めていたベランダでの葡萄の栽培にチャレンジしたくなりました。

 

 

 前回のテイスティングでは「好き」というワインにはめぐり会えなかったのですが、今回はすべてにLOVE!と感じてしまったため、テイスティングでありながら飲み干してしまいました(笑)そしてTASTING NOTE にはハートマークで、てんとうむし的格付を(笑)