2019年日本セルビア協会総会懇親会

昨年までは協会員として参加していた日本セルビア協会総会の懇親会で、今年はe-food.jp 世界の料理さんとコラボで料理を担当する機会をいただきました。

 

大使館の移転が決まり、この会場での最後の総会。

講演会では、ネナド・グリシッチ大使が1970年に同じく外交官でいらしたお父様の赴任地として日本に滞在された1970年代の思い出をお話されていたそうです。

会場とキッチンと身体がふたつ欲しかった!!


盛況のお客様も名残りを惜しんで、ゆっくりと時間を過ごされていました。 

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「日本セルビア現在美術交流展―遠くへ Japan-Serbia Exchange Exhibition in Tokyo」

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3月5日㈫から14日㈭にかけて開催された「日本セルビア現在美術交流展―遠くへ Japan-Serbia Exchange Exhibition in Tokyo」に、「協力」というかたちで参加しました。

 

昨年の秋の終わりごろ、「セルビア語の練習にもなるし」とお声掛けいただいたときは二つ返事で前のめりに承諾。主な内容は今回来日されるミラン・トゥーツォヴィッチさんのサポートメンバーということでしたが、3月までには言葉もきっと上達しているはずだし、という心づもりが甘かった。

 

1月中旬には日本の受け入れメンバー顔合わせを兼ねた新年会で、ミランさんの滞在先である小網代の倉重光則さんのアトリエから品川のセルビア大使館までアテンドすることに。

 

とはいえ、この頃からセルビア語のあまりの難解さに心が折れかけてきておりまして。

2月の来日が近づくにつれ「ミランさんはセルビア語しか話せないっていうし。なんで

引き受けちゃったんだろう。。。。」どんどん気が重くなっていました。

 

そして、2月下旬にミランさんがスケジュールより1日遅れで来日。

 

 待ち合わせの三崎口で "Dobor dan. Ja sam kuvarica. Moja specijalnost je srpska kuhinja."(こんにちは。わたしは料理人です。専門はセルビア料理です)と、ひとつ覚えの自己紹介。すると「セルビア語が話せるの?」と予想以上に感激してくれて、こちらの緊張も一気にほぐれたとはいえ少しだけしか話せない。そこから先は英語とGoogle翻訳でのコミュニケーション。

 

セルビア料理ができるの?そういえば、あなたのこと聞いたことあるよ。」

2年前にイェレナとケータリングのコラボをした「セルビア・日本現代美術交流展」の際のセルビア人アーティストはミランさんの娘さんだったそうで、共通の知り合いを介して日本にひとりセルビア料理の専門家が居ることをご存知でした。

 

えーーーっ、びっくり。

嬉しすぎるんですけど。

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サラエヴォごはんを楽しむ夕べinココシバ

3月2日㈯は「サラエヴォごはんを楽しむ夕べinココシバ」で料理を担当しました。

主催の「ぶなのもり社」は『イェレナと学ぶセルビア料理』の出版社。

写真の提供や、最終段階でのレシピ監修に携わった関係で、編集者の小倉美保さんの知己を得、以来大変お世話になっています。

 

1月の「日本初!バルカン料理本出版記念★Serbian Night バルカンツアー」にもご参加いただき、その席で今回の企画が生まれ、開催の運びとなりました。

  

 

  

会場の Antenna Books & Cafe ココシバは、「ぶなのもり社」が運営する埼玉県川口市のブックカフェ。

打合せに訪問した日はクルドスイーツパラダイスというイベントが開催中。

近隣にお住まいのクルド人による手作りスイーツを楽しみながら、座席を360度取り囲む本棚に並ぶ本を好きなだけ手に取って読むことができるという、非常にキケンな環境。

本好きは、帰宅拒否になること必至。

 

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リラックスした雰囲気で、異文化交流。

知らないうちに心の壁が溶けてなくなるような空間です。

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