2018年12月プライベート・シェフ出張
きょうは叔母の店でのプライベート・ランチパーティへ。
昨年クリスマスパーティへ出張した折に持参したセルビア関連のパンフレットやポスターを、ずっと店に置いてくれており、それを見たお客様から「食べてみたい」と依頼を受けての出張料理でした。
うわぁぁぁぁぁぁぁ、叔母さんありがとー。
親戚ってあったかい。。。
年配の男性の多かった昨年のディナーに対し、今年の顔ぶれは3世代ミックスの女子会で華やか。
叔母も参加で、従兄弟のお嫁さんがいちばん下の娘を連れて来てくれた。
身内に食べてもらえるって、嬉しい。
セルビア料理をはじめて8年にもなると、もはや何がエキゾチックで何が日本でも馴染みがあるのかわからなくなっていますが、「わぁ、四角いケーキだよぉ」とスクエアにカットしたケーキにつぶやく子どもの笑顔に、新鮮な喜びと初心を思い出したりも。
お任せで注文いただいたメニューは昨年と少し趣向を変えつつ、セルビア料理の定番を揃えました。
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セルビアの料理と音楽を楽しむ会・Day2(パラチンケ・カフェ)
12月15日、16日両日は「セルビアの音楽と料理を楽しむ会」で料理を担当しました。
同一会場で複数日のイベントは、ディナーやカフェでの営業は初めての試み。
初日は何とかなるとしても、ふつかめの仕込みは間に合う?お客様の満足度を充たすメニューは?と頭をひねり、昨年秋の「東京味わいフェスタ」で3日間ブース営業の経験のある「パラチンケ」をメインに決めました。
その名に聞き覚えはなくとも、パンケーキやクレープはみんな好きだしね。
写真右端にひらひらと積み重ねてあるのが、その「パラチンケ」です。
『イェレナと学ぶセルビア料理』の書籍代込で3,500円の会費だったため、パラチンケに初日と同じ「ズラクサ村の秋」の章メニューを組み合わせ、お食事メニュー、またはスイーツメニューの2種としました。
それだけではちょっと物足りないかな、と「ティトー大統領のアップルパイ」もご用意。
オーダーが集中したため、ほとんどの時間はキッチンで調理に専念し、あまりお客様とお話しすることができませんでしたが、料理が出そろった演奏終了後、調理のコツなどテーブルごとにお話ししました。
時間が足りず、直接お話しできなかったお客様、申し訳ありませんでした。
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セルビアの料理と音楽を楽しむ会・Day1(着席ブッフェ)
12月15日、16日両日は「セルビアの音楽と料理を楽しむ会」で料理を担当しました。
この会は『イェレナと学ぶセルビア料理』出版元のセルビア日本音楽交流推進の会が主催。著者のイェレナ・イェレミッチは2008年から2015年にかけての日本滞在中にセルビア料理教室の講師として活躍し、帰国後もたびたび来日して出版の準備。微力ながらわたしも協力者の末席に名を連ね、発売を心待ちにしていました。
当イベントは日本で初めてのセルビア料理レシピ本の紹介ということもあり、遠く京都や狭山からのご参加も。当日そのことをお客様との会話のなかで知り、驚きとともに感謝で胸が熱くなりました。
料理は章立てとなっている『イェレナと学ぶセルビア料理』より「Autumn in Zlakusa 陶器の村-ズラクサの秋」のメニューを紹介。
初日は着席ブッフェスタイル。カフェ営業の翌日はセルビアスタイルのパンケーキ「パラチンケ」をメインに、食事メニューとスイーツメニューとして前日のメニューをリンクさせての提供となりました。
著者から教えを受け作り慣れた料理とはいえ、参加費に書籍代込みで、みなさまのお手許にレシピがあるこのイベント。
これがお手本となると構えてしまい、いつも以上に計量や型の選定、加熱時間等に慎重になりました。
そのおかげで、つくりやすい分量や調理のコツなど、いつもと違った角度も交えてお客様にお話しすることができたのは
何事も経験、ということですね。
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